花の子ルンルン 【概要・あらすじ・主題歌・登場人物・声優】

原作 神保史郎

テレビアニメ放送期間 1979年2月9日~1980年2月8日

テレビアニメ放送時間 金曜日 19時00分~19時30分

放送局 テレビ朝日系列

話数 全50話

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概要 (説明はWikipediaより)

テレビ朝日系列で全50話が放映されたテレビアニメ。

『キャンディ・キャンディ』の後番組として製作・放映された。

東映魔女っ子シリーズの1つに数えられる。

東映アニメーション魔女っ子シリーズ第8作目で「キャンディ・キャンディ」の後番組として製作・放映された。

「キャンディ・キャンディ」のヒットを受け、ヨーロッパを中心とした舞台を用意。

花探しの旅を通じて人間的成長を遂げる作品の流れは、前作に通じるものである。このコンセプトのため、オリジナル魔法少女といっても、主人公ルンルンが使う魔法は当初、ドレスチェンジ程度にとどめられていた。

魔法の道具である花の鍵は、途中機能アップが図られたものに変更された。

この様なシリーズ途中での魔法アイテムの変更は、のちの作品でも慣例化したが、魔法少女物の本格的な玩具との初タイアップ化という点においても、見逃せない点である。

新しい試みとして、話の最後には必ずセルジュがその話でルンルンと深く関わった登場人物に、ルンルンの思い出にと花の種を手渡し、その後の花が咲いた様子と花言葉が紹介された。

トゲニシアにも花の種が手渡されたことがある。

本作の放送後の1982年ごろ、「ルンルン気分」という言葉が流行したことがある。

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あらすじ (説明はWikipediaより)

南フランスにある小高い丘のふもとにある小さな田舎町に、ルンルンという名の活発な女の子が住んでいた。

彼女の父母はすでに亡くなっていたので、花屋を営む祖父母と共に暮らしていた。

ルンルンが12歳の誕生日を迎えたある日、「花の子」を探しているという白い猫の「キャトー」、犬の「ヌーボ」が現れた。

「花の子」を見つけ出す魔法の綿毛によりルンルンが「花の子」であると確信した二匹は、フラワーヌ星王国からの使者であると名乗り、「王国の王が代替わりするにあたり、地球のどこかに咲くという七色の花が必要で、それを探すことができるのは、花の子の女の子にしかできない」それがルンルンなのだと、探索を懇願される。

驚き、祖父母を置いていけないと固辞するルンルンだったが、祖父母らは「花探しを頼まれることは名誉であり、七色の花を見つけた女の子は幸せになれる」との家伝をもとに、探索の旅を後押しするのだった。

ひそかにその様子をうかがう二つの影。

かつてフラワーヌ星に反旗を翻し滅ぼされた一族の末裔、トゲニシアと、その手下のヤボーキである。

ルンルンが七色の花を見つけ出したら、それを横取りして自分が新しい女王なろうという魂胆なのだ。

花の子が使えるという「花の鍵」を貰い、七色の花を探索する一人と二匹。

ヨーロッパを中心に各地で様々な人々と出会い、時にはトゲニシアたちのちょっかいにも合いながら、困った人々を見つけては、持ち前の面倒見の良さと花の鍵の力で解決していった。

ルンルンが行く先々で出会うセルジュという青年カメラマンには、幾度となく助けられたり励まされたりした。

しかし旅を常に共にすることはなく、風のように現れては去っていくのだった。

そんなセルジュに対し、ルンルンは淡い恋心を抱くのであった。

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登場人物 (説明はWikipediaより)

ルンルン・フラワー  声 – 岡本茉利

花の精の血をひく(花の子)、12歳の女の子。

七色の花をさがす旅に出る。

明るく快活で、登場時は男の子と一緒に芝そりで遊ぶほどのおてんば。

しかし、ドレスアップした時は華やいだ雰囲気を持つ美少女でもある。

困った人を放っておけない性格で、自分のことよりまず他人の事を思いやる優しさと行動力を持つ。

花に対する愛情も人一倍強く、花言葉もすらすらといえるほど。

第34話までは姫野美智がデザインした、肩に独特のフリルを付けた赤いコスチュームを着用し、第35話以降は進藤満尾がデザインした新コスチュームとなる。

セルジュ・フローラ  声 – 水島裕

フラワーヌ星の第一王子で17歳。

正体を隠してカメラマンとなっている。

幼い日より地球に送りこまれ人間について勉強していた。

弟(第二王子)がいるが、フラワーヌ星に帰るまで、お互い面識はなかった。

キャトー  声 – 白石冬美

フラワーヌ星からの使者の一人。

男。

地球ではネコに化けている。

頭の回転が速く道中の参謀役としても活躍。

本来の姿は、小柄で目の青い少年風。

ヌーボ  声 – 神山卓三

同じくフラワーヌ星からの使者の一人。

男。

地球では大型のイヌに化けている。

結構のんびり屋だがいざというときは頼もしい。

本来の姿は、恰幅の良い温厚な中年風。

トゲニシア 声 – 喜多道枝

フラワーヌ星のトゲトゲ花の精で15歳。

七色の花を横取りし、フラワーヌ星の女王になろうと企む。

ルンルンとは対照的な、スラッとした体型の美人である。

特殊能力として、「花粉嵐」という突風を起こす事が出来るが、これをやると1週間顔が皺だらけになる。

ヤボーキ  声 – はせさん治

トゲニシアの従者。

一見中年男性風だが、実は狸。

トゲニシアには忠実だが、どじも多い。

特殊能力として、傘を使って変身&変装する事が出来るが、すぐバレてしまう。

おばあちゃん  声 – 鈴木れい子

穏やかで心やさしい祖母。

ルンルンの母親代わり。

いつも祖父やルンルンのことを気にかけている。

おじいちゃん  声 – 山田俊司(現・キートン山田)

ルンルンの母方の祖父。

夫婦二人で花屋を営んでいる。

もちろん旅立つ前のルンルンも手伝っていた。

ルンルンが花を大好きになったのは、ここでの生活によるものが大きい。

花の精や七色の花にまつわる家伝をルンルンに伝える。

ルンルンの母

故人。

本名未詳。

もとはフラワーヌ星の花の精。

第48話では、独身の頃のルンルンの母と、彼女に片想いした富豪イタリアンニ伯爵(声・大木民夫)との、15年前のエピソードが語られる。

ルンルンの誕生日が、母の命日であったことを、伯爵の執事から聞かされる。

ルンルンの父

故人。

本名未詳。

第19話登場の、ライン河を運航する船の船長、ミューラー(声・柴田秀勝)は、顔やしぐさ、声までも亡き父にそっくりである。

母を亡くし心を閉ざした幼少のルンルンのために、妻方の義父母の住む田舎に帰郷し娘の治療・養育に尽力する。

ルンルン5歳のころ、親子で登山に行った際に嵐にあって遭難し、父はルンルンを守りながら絶命する。

これをきっかけにルンルンは、心を開き声を発することができた。

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【主題歌 (説明はWikipediaより)】

【オープニング】

【曲名】 花の子ルンルン
【作詞】 千家和也
【作曲】 小林亜星
【編曲】 青木望
【歌】 堀江美都子、ザ・チャープス

【エンディング】

【曲名】 女の子って
【作詞】 千家和也
【作曲】 小林亜星
【編曲】 青木望
【歌】 猪股裕子、小林亜星

【挿入歌】

【曲名】 恋の花占い
【作詞】 神保史郎
【作曲】 小林亜星
【編曲】 武市昌久
【歌】 堀江美都子

【挿入歌】

【曲名】 ライラックの花言葉
【作詞】 千家和也
【作曲】 小林亜星
【編曲】 武市昌久
【歌】 堀江美都子、こおろぎ’73

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